Shohei Sasaki
Interview #03

誰もが働きやすい会社ではない

Shohei SasakiCOO

カイカイキキにはいつ入社しましたか

2023年7月にCOOとして入社しました

カイカイキキに入社を決めたきっかけは

そもそものきっかけは、元メルカリで現Layer Xの横田さんに、カイカイキキっていう会社があってファイナンス担当を探している、村上隆さんがやっている会社です、といきなり声がかかったことです。両親共にアート系の仕事をしていたので、自分もアートは好きで、カイカイキキと村上隆さんのことは知っていました。

もともと、自己表現でものを作ることに憧れがあり、よくわからないけど、面白そうだなと思った。

当時、フリーランス的に、色々な会社を手伝っていたので、とりあえず話を聞いてみるか、という感覚でした。横田さんに声をかけていたのは、現アドバイザーの田面木さんでした。田面木さんの話を聞いて、自分がいままで関わってきた世界とは違う感じだなと思って、興味は引き続きあったが、まだこれだっていう感じは正直なかったです。

カイカイキキに入社しての感想は?

とりあえず決算を手伝ってくれ、ということで業務委託で入社し、中に入って見てみると、とにかくバタバタ・ごたごたしていて、社員が急にやめたり、かなりカオティックな状況でした。少しづつキャッチアップして、経理部の定例などにも出席しはじめて、村上さんとも話すようになりました。3ヶ月くらいたって、自分でもよくわからないのですが、なぜか、もっとやりたいという気持ちになっていました。

ちょうど他でやっていた会社が一段落して、落ち着いていた、というのもあるのですが、自分のこれまでの人生も結構直感で決めて来ていて、カイカイキキにはなんとなくこれだという直感があったのです。

いまふりかえると、整っている組織よりは、散らかっている改善点だらけのカオスな環境で働くのが好きっていうのと、中を見てそのチャレンジングな内容に、これは自分しかできないという使命感を持った、というのがあったかもしれません。普通の感覚では、上場目指しているわけではないし、役職が上がって行ってキャリアアップができる、とかあるわけでもなさそうだし、キャリアとして考えたら、選ばないとは思います。ただ、自分は、入ってみて最悪失敗しても大丈夫なんじゃないか、という謎の自信があって、ここでリスクとなきゃ、チャレンジしなきゃ、という感じになったのです。

どのような業務を担当していますか

COOとして、なんでも屋として活動しています。経理や人事、経営企画といったところが基本的な管掌範囲ですが、雑用的な仕事からプロジェクトマネジメント、あらゆる業務をなんでもやっています。

1日のルーティーンを教えてください

朝型なので朝は5:30くらいにだいたい目覚めます。そこから夜の間に溜まったLINEやメッセージ、メールなどを処理するのが朝のルーティーンです。そこから余裕があるときは多摩川あたりを自転車で走り、そこからオフィスにこれまた自転車で向かいます。オフィスは元麻布の本社に行くこともあれば、村上さんとの打ち合わせなどがある際には三芳スタジオ、中野にいくこともあります。日中は基本的にMTGで埋まっていることが多く、その合間に資料作成などの作業をしています。夜は会食などが入ることもありますが、基本夜がとても弱いので、23時ごろには寝ています。

カイカイキキで働く上で、一番大変なこと、やりがいについて教えてください

村上さんは世界のトップレベルで活躍している現代アーティストであり、クライアントも世界でもトップクラスの人々です。そういった人と仕事している以上、当然現場にも求められるレベルも極めて高く、その期待を超える動きをする、ということがある意味とてもやりがいでもあり、大変なことでもあるかな、とは思っています。

日本からグローバルでここまでインパクトを残せている個人・会社はそうそうないと思っています。また、アートの世界でここまでさまざまな事業を生み出し、次々と新たなチャレンジをしている個人・会社もほぼ皆無だと思います。そういった世界的に見ても稀有な存在であるカイカイキキで、そういった大きなインパクトに少しでも貢献できるということ、が最大のやりがいだと感じています。あとは「村上隆」という超一流のアーティストであり、超一流の経営者と一緒に仕事ができることは他には代えがたいものがあると思っています。

カイカイキキで働くことを考えている方に一言お願いします

カイカイキキは誰もが働きやすい会社ではないと思います。とても人を選ぶ会社です。カオスな環境があり、日々激しい変化に耐える必要があります。ただ、そういった環境を楽しめるマインドと、なんらか仕事におけるフィットがあれば、これ以上楽しく、やりがいのある会社は他にはないのでは、と思っています。一緒に、世界にインパクトを与えるチャレンジをしてくれる仲間を求めているので、もし興味があれば連絡をください。

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