MADSAKI個展「SHIT SHOW 2024」

カイカイキキギャラリー
2024.12.07 - 2024.12.22
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2024年12月6日より、MADSAKIによる新作個展「Shit Show 2024」を開催いたします。

会場となるのは、中野ブロードウェイ3Fに位置する普段はシャッターを閉じているスペースです。店舗改装が行われる前のスペースにMADSAKIのアトリエの雰囲気を持ち込み、テンポラリーにギャラリーとして開放いたします。MADSAKIが今回のために制作した時計にまつわるドローイングのシリーズや、ブラシを使って仕上げたペインティングシリーズなどを展示予定です。

カイカイキキギャラリーが中野ブロードウェイ内でポップアップのギャラリーを開催するのは、今回が初めてです。
ご高覧ください。



作家からのメッセージ

SHITSHOWとは、悲惨な事になっていたり、悪い意味としてのカオス状態だったり、ありえないぐらい酷かったり、もうメチャクチャな状態を意味する。

個展というよりも、今年1年間の自分の脳内を直で見せているような、散乱したアイデアを片っ端から具現化していったような…  客観的に自分を見つめ直す為の機会を頂いたと言った方が正しいのかもしれない。

絵を描き続けていると、過去の自分とさようならをする時は必ずいつかやってくる。過去にそれは何度も訪れた。それは、今の自分に作品をアップデートしないといけなくなるからだ。

自分とはなんなんだろうか、自分にとって表現するということはなんなんだろうかと。それをまた再発見しなくてはならない。ここはどうしても通らないといけない地点であり、人に見せる必要なんて全くないし、見せれるようなものではないとも思う。ある意味、恥晒しに近いものなのかもしれない。しかし、これが真実であり、リアルであり、このプロセスがあってこそ新たな自分と出会える。

新作のドローイング
新作のドローイング

MADSAKI

1974年大阪府生まれ、1980年ニュージャージーへ渡米。1996年パーソンズスクールオブアート・ファインアーツ卒業。その後、2004年に帰国。挑発的、風刺的なフレーズ、歴史上の名画を題材にしたシリーズを製作している。
近年は私小説的でプライベートな絵画シリーズも展開。日本とアメリカにまたがる複雑なアイデンティティから生まれるテーマを、大胆なスプレーワークを通じて表現する。

近年の個展(抜粋)

2023 This Used to Be My Playground, Kaikai Kiki Gallery (東京)
2022   ISLAND LOVE, Kaikai Kiki Gallery(東京)
   THE NIGHT IS LONG THAT NEVER FINDS THE DAY,  Perrotin (上海)
2021   Hello Darkness, My Old Friend (I’ve come to talk with you again),  Perrotin (ニューヨーク)
2020   1984, Kaikai Kiki Gallery(東京)
2019   If I Had a Dream, Perrotin(香港)
2018   MADSUCKY WUZ HERE 2018, Kaikai Kiki Gallery(東京)
            French Fries with Mayo, Perrotin (パリ)
2017   BADA BING, BADA BOOM, Perrotin(ソウル)
           HERE TODAY, GONE TOMORROW, Kaikai Kiki Gallery(東京)


開催概要

MADSAKI個展
「Shit Show 2024」

オープニングレセプション: 2024年12月6日(金)18:00~20:00
会期: 2024年12月7日(土)~12月22日(日)
開廊時間: 12:00~19:00
休廊: 月
場所: 〒164-0001
東京都中野区5丁目52-15中野ブロードウェイ 3階

フロアマップ
フロアマップ
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