1995年生まれ。
2018年にカイカイキキギャラリーからプロ作家としてデビューして以来、くらやは東京、ソウル、上海、パリなど世界各地で個展を開催し、作品は世界中のコレクターのもとへ渡っている。
くらやは主に油絵具と水彩絵具を使用し、代表的な構図として、日本郊外を背景に佇む少女を描く。人物はアニメ風に描かれており、作家が若い頃から魅了され続けてきたアニメの影響が見られる。描かれている少女たちは、作家の内なる自己の現れであり、キャンバスはくらやが作品と向き合うたび、鏡のような役割を果たしている。
背景には、水田、カラオケボックス、駅、無人の公園など、日本の郊外の風景が最密なタッチで描かれることが多い。しかしそれらは、くらやが日常生活で経験した感情の揺らぎや自身の中で構築したストーリーの世界観を投影した、架空の風景である。くらやの作品に描かれる風景は架空なものであっても、その日常性や親しみやすさが鑑賞者の中でノスタルジックな感情を生み出し、見たこともない風景をかつて見たことがあるかのような錯覚を起こす。
多摩美術大学卒業
生まれ
「Girl’s Time」ペロタン(香港)
「散歩道」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)
「Walking in the Sky」ペロタン(パリ、フランス)
「Long Vacation」ペロタン(上海、中国)
「Window and Scale」ペロタン(ソウル、韓国)
「凪をさがして」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)
「Inside Outside」Hidari Zingaro(東京、日本)
「六本木アートナイトグループ展」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)
「2021 Kaikai Kiki Autumn Show」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)
「HEALING x HEALING」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)
「Healing」ペロタン(上海、中国)
「Healing」ペロタン(パリ、フランス)
「Healing」ペロタン(ソウル、韓国)
「2019 Kaikai Kiki Summer Show」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)
「StageIV」新宿眼科画廊(東京、日本)
「コミックアート展」銀座モダンアート(東京、日本)