Photo: Chris Rudz ©AYA TAKANO/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. Courtesy Perrotin

AYA TAKANO

プロフィール

AYAの作家性はART業界において未だ解析されていない。
早すぎるアートの文脈を独自に形成中の珍しい作家と言えよう。
奇妙な世界の成り立ちや、社会の綻び、奇形の動物や人間の欲望のドグマが作品を構成するテーマである。
90年代から最近に至るまでハリウッドムービーは1960年代のアメリカのサイエンスフィクション小説群、例えばフィリップ・K・ディック等のハードSFが主流になっている。
難解な内容の一般への理解までの時間に30年以上の必要だったと言えよう。
同じようにAYAの真価は30年後以上の未来にこそ、理解される膨大な未知の情報に溢れている。

日本では、漫画家、SFをモチーフにしたエッセイストとしても人気が高く、雑誌を中心をする媒体への作品提供も数多くこなしている。

経歴
2000

多摩美術大学芸術学部卒業

1976

埼玉県生まれ

個展
2024

「銀河の神話よりも長く alternative future」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)

2023

「New Myth」リヨン現代美術館(リヨン、フランス)

2022

「thank you world, you now look a little bit like a wonderland」ペロタン(上海、中国)

2021

「beginning, liminal, ego」ペロタン(香港、中国)

2020

「Let’s make the universe a better place」ペロタン(ソウル、韓国)

2019

「UNIO MYSTICA」ペロタン(ニューヨーク、アメリカ合衆国)

2017

「Synesthesia」Pavillon Bosio(モナコ)

「ゼリゐ文明の書」ペロタン(パリ、フランス)

2015

「The Ocean Inside, The Flowers Inside」Johyun Gallery(釜山、韓国)

2014

「すべてが至福の海にとけますように」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)

2012

「Heaven Is Inside Of You」ペロタン(香港、中国)

「To Lose Is To Gain」ペロタン(パリ、フランス)

2011

「Stars, flowers and honeynight」シーボルトハウス(ライデン、オランダ)

2010

「世界の間」Kaikai Kiki Gallery Taipei(台北、台湾)

「Artiste du New Pop SWR3 2010」Frieder Burda美術館(バーデン=バーデン、ドイツ)

2009

「Reintegrating Worlds」スカルステッド・ギャラリー(ニューヨーク、アメリカ合衆国)

2008

「Toward Eternity」ペロタン(パリ、フランス)

2007

「Tradition and modernity」ミロ美術館(バルセロナ、スペイン)
「Wild dogs, hawks, owls, cats, a landfill the size of 44 and a half Tokyo Domes, the stratosphere」ペロタン(マイアミ、アメリカ合衆国)

2006

「タカノ 綾」リヨン現代美術館(リヨン、フランス)
「都会犬」渋谷パルコ(東京、日本)、名古屋パルコ(名古屋、日本)

2005

フリーズ・アート・フェア(ロンドン、イギリス)
「銀河の果て、私の庭」ブラム&ポー画廊(サンタモニカ、カルフォルニア)

2004

「タカノ 綾」デジタルギャラリーのウェブ・プロジェクト
ロサンゼルス現代美術館(ロサンジェルス、アメリカ合衆国)
「イッセイ・ミヤケby滝沢直己」2004-2005年秋冬
コレクション(パリ、フランス)/コラボレーション作品を展示(東京、日本)

2003

ペロタン(パリ、フランス)
イッセイ・ミヤケのために滝沢直己とのコラボレーション(東京、日本)

2002

「SPACE SHIP EE」nanoギャラリー(パリ、フランス)

2000

「Hot Banana Fudge」NADiff(東京、日本)

1997

「SHU★WA★KIMASERI」shop33(東京、日本)

グループ展
2024

「AYA’s friends’ ALTERNATIVE FUTURE」(キュレーション展) Hidari Zingaro (東京、日本)

2022

「六本木アートナイトグループ展」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)

「HEAD IN THE CLOUDS」ペロタン(東京、日本)

2021

「2021 Kaikai Kiki Autumn Show」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)
「HEALING x HEALING」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本)
「Healing」ペロタン(上海、中国)

2020

「Healing」ペロタン(パリ、フランス)
「Healing」ペロタン(ソウル、韓国)

「Kaleidoscopes:Contemporary Portraiture」 ペロタン(香港、中国)

2018

「MANGASIA: WONDERLANDS OF ASIAN COMICS」Villa Reale(モンツァ、イタリア)

2017

「Japanorama. New vision on art since 1970」
Centre Pompidou-Metz(ロレーヌ、フランス)
「MANGASIA: WONDERLANDS OF ASIAN COMICS」
Palazzo delle Esposizioni(ローマ、イタリア)

2015

「Animamix Biennale」デグ美術館(デグ、韓国)

2004

「T-JUNCTION」ペロタン(パリ、フランス)

ARTWORKS

「New Myth」リヨン現代美術館(リヨン、フランス), 2023年
「New Myth」リヨン現代美術館(リヨン、フランス), 2023年展示風景撮影: Siouzie Albiach, ©︎AYA TAKANO/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
「すべてが至福の海にとけますように」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本), 2014年
「すべてが至福の海にとけますように」Kaikai Kiki Gallery(東京、日本), 2014年展示風景撮影: KENTA AMINAKA, ©2014 AYA TAKANO/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
自然溢れるほうの未来へいこう, 2024
自然溢れるほうの未来へいこう, 2024キャンバス、油彩 1303 x 970mm©2024 AYA TAKANO/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
new myth, 2023
new myth, 2023キャンバス、油彩 2273 x 5454 mm©2023 AYA TAKANO/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. Courtesy Perrotin
すべてが至福の海にとけますように, 2014
すべてが至福の海にとけますように, 2014キャンバスに油絵の具 2302 x 6502mm©2014 AYA TAKANO/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
都市のこどもの星子, 2006
都市のこどもの星子, 2006キャンバスにアクリル絵具 1460 x 1120mm©2006 AYA TAKANO/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
地球から見た月
地球から見た月キャンバスにアクリル 530 x 455mm©2004 AYA TAKANO/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
幸せで楽しき日々, 2023
幸せで楽しき日々, 2023紙、水彩、ペン 378 x 540mm©2023 AYA TAKANO/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
愛ごよみ vol.51 「1つの月に、1人が失恋し、1人の恋が叶う」 この未開の星、 地球の人間と恋に落ちてはいけないと言われていた。 でもそれは無理な話だった。 その不思議な服や装飾、イレズミ、なによりもその目。 泣いているクルーが見える。(今から2万年前のお話), 2007
愛ごよみ vol.51 「1つの月に、1人が失恋し、1人の恋が叶う」 この未開の星、 地球の人間と恋に落ちてはいけないと言われていた。 でもそれは無理な話だった。 その不思議な服や装飾、イレズミ、なによりもその目。 泣いているクルーが見える。(今から2万年前のお話), 2007紙にポールペンと 水彩絵具 297 x 320mm©2007 AYA TAKANO/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
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